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お仏壇の一番上の段の真ん中には宗派によってお釈迦様･阿弥陀様･日蓮聖人･大日如来など宗派のご本尊を置きます。さらにご本尊の左右に脇侍という仏様を置きます.例えば浄土宗であればご本尊は阿弥陀様。 そして右に善導大師　(口から阿弥陀様三体が出ています）、左に開祖の法然上人を置きます。曹洞宗であればご本尊はお釈迦様、右に開祖の道元大師、左に榮山禅師です。これらをまとめて三尊と呼びます。 奈良や京都の有名なお寺に行きますとこのように三体の仏様が並んでいるのを善く見ると思います。仏壇は「自宅にあるお寺」ですからこの三尊がそろって仏壇の機能を発揮できるのです。 仏壇の機能とは亡くなられた方を、浄土の世界に無事に送り届け、成仏（仏になる）されることです。この三尊様のお力に頼ると共に、私たちは毎日お仏壇にお参りをしてご先祖様に功徳を送ることで、ご先祖様からは私たちに幸せを与えてくれるのです。