こんにちは、中村仏壇店ブログへおこしいただき、ありがとうございます。
以前「お仏壇より大切なもの(http://www.nakamurabutudan.com/blog/108/)」についてお話しさせていただきました。その中で、みなさん意外に知らないご本尊(ほんぞん)と脇侍(わきじ)についてもうすこしお話しさせていただきます。
お仏壇の一番奥を須弥壇(しゅみだん)と言いますが、そこに安置されているのがご本尊です。このご本尊は宗派や信仰によって変わってきます。
例えば、浄土宗であれば「舟立弥陀」、日蓮宗であれば「日蓮上人」です。
(詳しくはこちら⇒ご本尊とお位牌選び)
ただ、みなさんそのご本尊の両脇に安置する脇侍(わきじ)という存在をご存知でしたでしょうか?
脇侍は、ご本尊である仏様の教えやお導きをサポートするためにいらっしゃる方なのです!
脇侍は、脇士・夾侍(きょうじ)、脇立(わきだち)とも言うそうですが、菩薩や明王、天、高僧がそれにあたる場合が多く、ご本尊と脇侍の組み合わせはほぼ決まっているんですよ。
(ここで”ほぼ”と申しましたのは、かならずしも、固定されているとは限らないようなのです。。。)
このご本尊と脇侍を総称して「三尊仏(さんそんぶつ)」と言います。
がっちりとチームを組んでご家族をお守りしているみたいで、より安心ですね。
ご本尊と脇侍には木彫仏と掛け軸があり、木彫仏には白檀・柘植・白木などがあり、手彫りのため一体一体お顔の表情がちがいます。お仏壇に安置し家族をお守りするご本尊と脇侍です。お選びになられる際は、是非ご自分の目で確かめて、どこか惹かれる仏様をお選びくださいね。
中村仏壇店 モアイでした!