「お仏壇より大切なものがあるのです!」
仏壇店がなにを言っている?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
お仏壇には様々な意味が込められております。
まずは、仏教に触れる「場所」という意味でのお仏壇の役割。
仏教は宗派は違えども「すべての人が幸福な人生を送れますように」という目標を掲げています。お仏壇の一番高いところに仏様(ご本尊)をお祀りするということは、ご本尊の教えを通じて幸せを目指し、家族を見守っていただき、そしてなくなった方を浄土にお導きくださいますようにという願いが込められています。
また、お仏壇はご本尊と同じくご先祖様や宿る「お位牌」をお祀りする場所でもあります。
家族の歴史を感じ、過去から現在まで続く命を感じられる・・・それがお位牌です。
つまり、まずお仏壇の前に、そのお仏壇の中にお祀りする「ご本尊」と「お位牌」をお選びいただく事が大切な事のなのです。
ご本尊は、宗派ごとに違いがあり、代表的なものは阿弥陀如来(あみだにょらい)・釈迦如来(しゃかにょらい)・大日如来(だいにちにょらい)とございます。
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ご本尊の両脇には諸仏・高僧、宗派が定める掛け軸などをお祀りし、それを脇侍(わきじ)と呼び、ご本尊とあわせて三尊仏(さんそんぶつ)と言います。三尊仏もそうですが、お位牌にも素材や装飾等ひとつひとつ表情が異なります。
是非ご自分の目でお選びください。
モアイでした!